九州ピアノコンクール
主催:西日本ピアノ指導者連盟 後援:西日本新聞社・ローランド株式会社

クラシック曲を中心に多彩な課題曲から好きな曲を選んで参加するピアノコンクールです。
コンクール概要の詳細は下記をクリックしてください。

福岡の予選日程は12月5日です。

なお、本選となる「第32回九州ピアノコンクール2021決勝大会」は、2022年1月30日(日)にあいれふホールで開催されます。

第32回の入賞者リスト

♪ピアノソロ部門 課題曲の部

幼児
敢闘賞森田 陽葵(糟屋郡粕屋町)
敢闘賞日尾 栞里(福岡市)
ジュニアA
最優秀賞森谷 朱莉(福岡市)
優秀賞大屋 結花(福岡市)
中川 美咲(福岡市)
中本 千鶴(福岡市)
ジュニアB
最優秀賞萩原 颯哉(福岡市)
優秀賞張 芷悠(福岡市)
橘 聖愛(筑紫野市)
敢闘賞渡邊 結月(福岡市)
川添 哲平(福岡市)
内田 咲良(糟屋郡粕屋町)
中川 美佑(福岡市)
ジュニアC
最優秀賞倉橋 明依(八女市)
優秀賞米田 光良(福岡市)
大石 瑠夏(八女市)
敢闘賞浜崎 由花(唐津市)
中学生以下
優秀賞西原 夏菜(福岡市)

♪ピアノソロ部門 自由曲の部

ジュニアA
最優秀賞高瀬 心菜(佐世保市)
優秀賞古賀 恭一郎(福岡市)
ジュニアB
優秀賞中村 衣里(行橋市)
敢闘賞中島 陽路(筑後市)
大橋 真夕(柳川市)
ジュニアC
敢闘賞一宮 凛(福岡市)
中学生以下
最優秀賞萬年 和花(福岡市)
優秀賞末吉 紗也(福岡市)
敢闘賞浜辺 優愛(筑紫野市)
高校生
最優秀賞廣畑 湧亮(熊本)
優秀賞山本 茉奈(福岡市)
敢闘賞横畑 冬乃(筑紫野市)
原田 結奈(北九州市)
一般
最優秀賞渡辺 由芽(東京都立川市)
優秀賞河野 譜巳哉(福岡市)

♪西日本新聞社賞

ピアノソロ部門 自由曲の部
ジュニアC 倉橋 明依(八女市)

ピアノソロ部門 自由曲の部
高校生 廣畑 湧亮(熊本市)

第32回九州ピアノコンクール 決勝大会審査総評

令和4年1月30日

本日は朝早くから審査終了までの長時間、参加者の皆さんと保護者の皆様、並びに参加者のご指導に当たられました指導者の先生方や関係者の皆様大変お疲れ様でした。

世界では新型コロナウィルスの変異株感染が拡大を続けており、国内でも長引くコロナ禍の影響で社会での混乱が収まる気配はありません。各学校では集団感染による学級閉鎖なども起こっており今年受験をする学童学生もなかなか目標に集中し難い日々が続いています。コンクールに関係する審査や演奏会も映像審査や延期、中止になるケースも起こっています。そのような中、本コンクールでも運営関係者の方々が当日ぎりぎりまで調整を続けてきました。参加者の皆さんも諦めずに努力を続け本日無事に舞台での審査を終えることができました。数名の欠場者があったことや受賞者の皆さんにとって栄えある表彰式を執り行うことができなかったことなど残念に思うこともありましたが、多くの参加者による決勝に相応しい高度な演奏を聴くことができましたことに審査員一同大きな喜びを感じています。

幼児から一般までの各部門、幼児から高校生までは課題曲の部門と自由曲の部門がありました。課題曲部門では現在の力を踏まえたうえで、挑戦する各課題曲の特性をよく理解し演奏することが一つの大きなポイントとなりました。また自由曲部門では課題曲よりもより戦略的に自身にあった作品を自由に選択することは可能となりますが、部門が上がる程に奏者のレパートリーは規模が大きく、加えて運動技術や表現力に関しても難易度の高い作品が選曲される傾向にあります。各奏者の作品に対する深い理解や感性、そしてそれを表現する技術精度の高さを発揮できたかは大きなポイントとなりました。そのためある程度演奏曲目のレベルが揃えられた課題曲部門とは違い選曲も大事な要素となります。

本年度は予選から審査に入り決勝まで参加者の演奏を観てきましたが、中には予選時より大きくレベルを上げてきた演奏も多くありました。日々参加者に付き添う指導者やご父兄皆様の支えも当然ながら、何よりも参加者本人達の誠実に作品と向き合ってきた姿勢が伝わってくるようでした。幼児、各ジュニア部門参加者達の可愛らしくも日々の我慢の上に成り立つ忠実な演奏、中学生部門参加者達の高度な技術とチャレンジ精神、高校生部門と一般部門参加者達の極めて高度な技術披露と演奏会を聴くような「うたう心」。どれもが音楽でありどの部門にも驚きや発見、そして感動がありました。その中でも高校生部門はレベルが高く、審査員の評価(点数)も割れるほど専門色の強い濃密な審査時間を過ごしました。とは言え、コンクールはオーディションとは違い参加者には合否だけでなく必ず順位がつきます。審査員も参加者全員の健闘を評価していても結果に順位を決めなければなりません。本日も素直に結果が出たものもあれば、1点差など僅差による接戦も多くありました。本決勝の賞数は決して多くはなく誰もが得られるものではありませんでした。そして結果には一喜一憂があります。今回悔しい思いをした多くの参加者の皆さんも決して諦めずに次回自身の課題を克服し雪辱を果たして下さい。当落順位を問わず決勝大会参加者の皆さんは称賛に値しますが、受賞者の皆さんはその中でも特に素晴らしい演奏でした。受賞者の皆さんが得た賞はとても価値のあるものだと考えています。おめでとうございます。

今回総評を記すにあたって他の審査員の先生方のご助言ご意見も伺っています。その中には舞台上でのマナーや演奏時以外の諸動作に関することもありました。舞台上での表現は楽器の演奏だけではありません。舞台袖から出て楽器の演奏を終え、また舞台袖に下がるまで続いています。その間に聴衆への感謝を表すお辞儀、椅子の調整やペダルの確認など様々な動作があります。一人で行うこともあれば、舞台スタッフや指導者または保護者の方が補助に入ることもあります。動作中客席に向かって無意識に背中を向けたままになってしまっていることもあります。その全てを聴衆や審査員が観ています。それらの全てが直接的に審査に影響するわけではありませんが、一つ一つの動作が楽器を演奏するという自己表現と繋がっていることを意識して下さい。また観客席側では奏者が舞台上に出てきてからの客席への出入り、席間の頻繁な移動ややむを得ない場合を除く携帯電話やビデオ撮影機器などの使用はできるだけ控えて下さい。今大会では多くは見られませんでしたが、他の機会にもしばしばそのような風景を見かけます。指導者、保護者の方々も舞台上に立つ参加者がご自身の教え子や子供である可能性を思って頂きたいと常々思っています。特に子供は大人の背中を見て育ちます。数分の為に積み重ねてきた参加者達の表現という努力を皆で温かく見守ってあげましょう。

最後に、音は「言葉」、表現は「人格」を表すとも言えます。楽器の前に座って楽譜上の記号を理解するところから楽器演奏の学習の多くは始まりますが、記号を追って指を動かすだけでは人を感動させる演奏に到達することは極めて困難です。日々我慢の練習、舞台上暗譜で行う独りきりの演奏、演奏を通して人に感動与え称賛を受けることなど、時には失敗も含めて貴重な経験を積み重ねることにより人として成長を遂げることができます。本年度は昨年度よりも多くの参加者があったと聞きました。この中にはきっと未来のピアニストもいることでしょう。専門の道を歩むことは数多くの我慢と困難さを経験します。その苦しみの先には音楽とともにある大きな喜びがあります。クラシック音楽は先ず古典から学びますが革新的なアイデアを活かすことができる多様性ある世界です。ものごとを多角的にとらえバランスを図る世界でもあります。答えは一つではありません。基礎ともなる古き良き範例をしっかりと学び、恐れずにアイデアをもって自身の表現に挑戦してほしいと思います。予選時から多くの参加があったことは自ずと審査時の評価ラインも上がります。参加者にとっては難易度も上がることとなりますが、挑戦することにより学べるものが多くあります。参加者の皆さんが本コンクールを通じて成長し大きく飛躍していきます事を審査員一同心より願っています。

和田 悌

音楽発表会

2才から大人の方までステージで楽しく演奏。日頃の練習の成果を発表できます。
普段の練習とは違った素敵な環境で演奏できるのも魅力の一つです。

開催日程

2022年3月21日
会場:ふくふくホール

2022年4月16日
会場:なみきホール

演奏オーディション

3歳より目標を持って、着実に技術・表現力を養い、将来的には講師資格も収得できます。
2022年度演奏オーディションは下記の日程で行います。

  • 第1回 2022年6月19日(日)
  • 第2回 2022年11月23日(水)

ローランド ピアノ ミュージックフェスティバル

ポピュラー曲を中心に多彩な課題曲から好きな曲を選んで参加するピアノコンクールです。

主な年間イベントスケジュール

九州ピアノコンクール福岡の予選日程:2021年12月5日
会場:ふくふくホール

本戦日程:2022年1月30日
会場:あいれふホール
音楽発表会2022年3月21日
会場:ふくふくホール

2022年4月16日
会場:なみきホール
演奏オーディション第1回 2022年6月19日(日)
第2回 2022年11月23日(水)